柿畑では、摘果をしながら剪定作業も行っています。
剪定は冬だけじゃないの?と
思う方がいらっしゃいますが、
夏の剪定も大切な作業の一つです

樹勢が強い(暴れている)木は、
剪定をしないと
暗く、風通しが悪いため
病害虫が発生しやすくなり、
元気な実ができにくい状態になります。
写真は、剪定前の柿の木です。
徒長枝(とちょうし / 特に長く伸長した枝)が
たくさん生えています。
過去最大と言っても過言ではないほど、
今年は徒長枝が長いです。
長いもので2メートルほどあります。
長雨と高温の影響だと思われます。
剪定後の柿の木です。
柿の木の中心部に光が差し込むように剪定します。
夏季剪定を行う理由は、成長のエネルギーを止めて、
生殖(実)にエネルギーを向けるためです。
大きくて美味しい柿をたくさんつくるには、
空気の通りが良く、光が差し込む明るい柿畑に
することが大切です

柿は順調に育っています
